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打揚げのしくみ

花火はどのような装置を使い、どのようなしくみで打揚がるのでしょうか。
「打揚げ方法」の種類
1.単発
玉を1発づつ打揚げる方法。
打揚げ筒に打揚げ用の火薬を入れ、玉を挿入。火薬に点火する。
通常、点火はロー火(”シントル”硝石を主剤とした緩燃薬の固まり)を筒の中に落とす方法がとられる。しかし、二尺玉や三尺玉では、距離をおき、速火線や電気点火で行われる場合が多い。
2.早打ち
1本の筒から、何発も玉を揚げる方法。(普通、1本の筒に対し、10〜20発が適当)筒にあらかじめ「焼き金」(鉄を螺旋状に巻き、熱く焼いたもの)を入れ、そこに玉を入れ、点火させる。発射したらすぐに次の玉を入れる。玉は早打ち用に、打揚げ火薬が取り付けてある。
3.連発(スターマイン)
連続打揚げの方法。
筒を何本も用意し、導火線で点火させ、連続して打揚げる。
4.対い打ち(ついうち)
2発の玉が同時に空で開くように打揚げる方法。
2本の筒を2,30メートル離して同時に点火させる。
5.追い打ち(おいうち)
1発昇っていく玉に、次の玉が少し遅れて昇っていくように揚げる方法。
6.その他
ロケット推進力、圧縮空気、水圧を利用して打揚げる方法などもある。
打揚の装置と材料
1.打揚げ筒
現在の打揚げ筒は、鉄製のもの、他に紙製のものなどが多い。単発と早打ちは鉄製筒を用い、連発のように、前もって工場で揚げ薬と玉を装填しておくものには紙筒が用いられる。
また、筒内が破裂したことも考えた安全対策も取られている。筒が一定の部分から割れてくれるように、
溝を入れておくなどし、そちら側に立たないなどの対策がとられている。

筒のサイズも以下のように多様である・・・

内径(cm) 外径(cm) 深さ(cm) 長さ(cm) 重量(kg)
2寸5分筒
7.6
8.0
63.0
66.5
3.2
3寸筒
9.3
9.7
90.0
91.6
5.5
4寸筒
12.2
12.6
89.0
91.3
5.1
5寸筒
15.3
15.6
100.0
105.5
9.9
6寸筒
18.5
19.1
107.5
121.0
14.5
7寸筒
21.4
22.2
130.0
136.5
37.0
8寸筒
25.3
26.0
144.0
151.4
49.2
1尺筒
31.0
31.8
156.8
163.5
不明
1尺5尺筒
45.7
47.1
200.5
211.0
不明
2尺筒
60.4
62.8
261.0
273.0
不明

2.揚げ薬
玉を上空に打揚げるための火薬。また、同時に玉の導火線に点火も行う。
火薬は"黒色小粒薬"(黒色火薬を砂粒状にしたもの)で、他の火薬に火をつける着火力がすぐれている。
また、他の物質が混じらない限り安定し、経年変化にも強い。